段ボール箱のふた押えを作る

段ボール箱に中身をを入れるとき、蓋をおさえていていないと、内側に倒れてきて邪魔なことがあります。
押えてもらう人を呼ばずとも、手軽に一人で梱包できるように、一時的に蓋を押えておくための道具を3Dプリンターで作成しました。

材料

• STLデータ作成ソフト
• Gコード変換ソフト
• 3Dプリンター
• PLA樹脂

作り方

まず　データを作成します。
下絵を描き

天井を押し出します（上下反転で作っています）。

側面も押し出します。

材料節約のため側面に穴を開けるので、穴の下絵を描きます。

外側だけ開ける穴のため、新規でパーツを押し出します。

外側・内側とも開ける穴のため、新規でパーツを押し出します。

穴あけ用パーツを鏡面コピーしたいので、基準となる面を構築します。

穴あけ用パーツを鏡面コピーします。

本体を切り抜き、穴を開けます。

角を丸めて、データの完成です。

スライサーソフトでSTLファイルに変換し、3Dプリンターで使えるデータにします。

プリントしました。
手軽に押えたければ２個で間に合いますが、しっかり押えたい場合は４個あると良いです。

段ボール箱の蓋を立て、縦横の辺の角を合わせたら、先ほど作ったパーツを差し込みます。
対角線に使うと、簡単に蓋を固定しておけます。
梱包作業が楽になりました。

When putting contents in a cardboard box, they can sometimes fall inside and become a hindrance if the lid is not held down. To make it easy to pack alone without calling someone to hold down the lid, I made a tool to temporarily hold down the lid using a 3D printer.