スマホ用移動ポケットを作る【ジップロック収納版】

ポケットの無い服でもスマホを持ち歩けるように、定期的にスマホ用移動ポケットを作っています。

大雨や予定外の水遊びなどで水に濡れそうな時、ポケット内のものを濡らさず守れるように、中サイズのジップロックを収納しておける大きさにしてみました。
ジップロック用ポケットのほか、カードなどを収納するポケットも付けてあります。
パスポートも入れておけるサイズです。

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材料

  • 表布
  • 裏布
  • 接着芯
  • ベルト用テープ
  • 補強用フェルト
  • ほつれ止め液
  • 手芸用接着剤
  • ミシン、糸
  • 針、糸
  • マチ針、手芸用クリップ
  • チャコペン
  • アイロン、あて布
  • ファスナー
  • 移動ポケット用クリップ

作り方

表地は 縦270mm x 横195mm
裏地は 縦210mm x 横195mm
内ポケット用の布は 縦85mm x 横195mm
縫い代は 各7~8mm程度です。

布サイズ

接着芯は、195mm x 120mm を用意しました。

接着芯サイズ

表地の仕上がり線から15mm離れたところから、接着芯を貼っておきます。
その後、周囲にほつれ止めをしておきます。
ポケット口を三つ折りする場合は、その分ポケット口の縫い代を多くとってください。

ポケット口を折り返し、ミシンで縫い押えます。2か所あります。

ポケット口縫い

裏地を、ポケット口として縫った側を上として、表にして置き、左右の仕上がり線の中点同士を結んだ線を引いておきます。
この線が移動ポケットの底になります。

底のラインを引く

移動ポケットの底の線と、内ポケットの底の仕上がり線が重なるように、内ポケット用の布を逆さにして重ねます。
その線の上を縫い合わせます。

ポケット布を縫い合わせる

内ポケット用の布を折り上げて、中央付近で内ポケットの仕切り線を縫います。
ポケット口は三角縫いしておきます。

ポケット仕切り縫い

接着芯が無い方の表地の端を、仕上がり線で折り返し、端を縫い押えておきます。

口を折り返して縫いおさえ

上から 20mm のところにベルト用テープを配置します。
両端を、仕上がり線から 30mm まで縫い付けます。
移動クリップを通すスペースとして 20mm を残して、中央部分を縫い付けます。スペースの脇は折り返して縫っておくと丈夫になります。

ベルト縫い付け

補強用のフェルトを2枚用意します。
半径 35mm の半円とし、直線部分には縫い代 5mm程度を追加します。

補強フェルトサイズ

手芸用接着剤で貼り付けます。
縫い代の直線とその中心から直交する線で接着しています。

フェルト接着

接着芯を貼った方の表地の端と、ポケット口ではない方の裏地の端を中表に合わせ、縫い合わせます。

表地+裏地縫い合わせ

縫い代を割り開き、アイロンで押えておきます。

縫い代割り

接着芯の端で折り返し、折り目をアイロンで押えておきます。

折り返してアイロン

一方の端に、ファスナーのテープを合わせて縫い合わせます。
その後、もう片方の端も反対側のファスナーのテープを合わせて縫い合わせます。

ファスナー縫い合わせ

ファスナーを開けた状態にして、全体を中表に折り返し、両端を縫い合わせます。

両脇縫い

底部分の縫い代の角を切り落とし、必要に応じてほつれ止めを施したら、表に返します。

底のカドを処理

ベルトに移動クリップを付けます。

移動クリップ装着

端にある大きな内ポケットに、二つ折りしたジップロックを入れておきます。
仕切りをつけた内ポケットにカードなどを入れ、本体にはスマホを入れます。
パスポートも入るサイズの移動ポケットです。

中に入れるもの例

完成しました。

完成

I regularly make smartphone pouches so I can carry my phone even in clothes without pockets.

To protect the contents from getting wet during heavy rain or unexpected water activities, I’ve made them large enough to accommodate medium-sized ziplock bags. In addition to the ziplock pocket, there are compartments for storing cards and other items. They are also sized to hold a passport.

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