キャンプやフリマなどの外出先で、100均で購入した折りたたみコンテナと仕切り板を、組み合わせて使うことがあります。
セットにして保管・持ち出しできるように、なるべく簡易に収納袋を作成しました。
作り方
コンテナを折り畳んだ状態で、縦・横・高さを測ります。
縦方向にスライドさせて収納し、上部をスナップで留めて保管することにしました。
内ポケットを作り 仕切り板を入れることにします。
仕切り板のサイズは3種類あり、このように並べると、収まりが良さそうです。
内ポケットに物を入れる分と、出し入れする際の余裕を持たせて出来上がりサイズを決めます。
今回は、縦 30cmx横 20.5cmxマチ 3cm で作成します。
本体と本体の間に底布、本体片方の両脇に 側面を付けます。底の反対側に 蓋を付けます。
蓋は 2cm幅 と 3cm幅 として折り返し、二重にして、それぞれ折りたたんだとき 重なった部分にスナップを付けて留められるようにします。
具体的には、このようなサイズになります。
蓋の折り返し部分には縫い代は付けず、その他は図のように 各1cm の縫い代を付けました。
布を裁断し 周囲をほつれ止めしておきます。
布の長さが足りなかったので 継ぎ接ぎしてあります。ただの収納袋なので 適当に継ぎましたが、継ぎ接ぎを目立ちにくくしたければ、下図黄色点線など、布の切り替え位置を 折り目に合わせてください。
ポケットのサイズは、
大:縦 22cm 横 10.25cm
中:縦 14cm 横 10.25cm
小:縦 6cm 横 10.25cm
で作成します。
ポケット口は 三つ折りするため、3cm の縫い代を付け、その他は 各1cm の縫い代を付けました。
三つ折りする辺を除いて、周囲をほつれ止めしておきます。
ポケット口を三つ折りにして、縫い押さえます。
その後、両脇の縫い代を折り返しておきます。
ポケットを本体裏に配置して、中心側の縫い代を倒した状態で、底のラインを合わせて縫い合わせます。
底を縫ったらポケットを返し、ポケット口を三角縫いして 中心側を縫い合わせます。
実際に入れるものを置いてみて、3つ目のポケットを付ける位置を確認したら、底のラインを合わせて縫い合わせます。
底を縫ったらポケットを返し、ポケット口を三角縫いして 中心側を縫い合わせます。
外側(下図黄色丸部分)は、後ほど脇のマチを縫い合わせる時に一緒に縫い込みます。
内ポケットを付け終わったら、下図の赤線同士を中表に合わせて底のマチを縫い合わせます。
左右とも 底のマチを作りました。
このままだと 脇を合わせにくいので、角の縫い代を切ります。
左右両側とも、縫った糸まで切らないように注意します。
脇の出来上がり線を中表に合わせたら、底から蓋の手前まで縫い合わせます。
ポケットの口は重ね縫いすると丈夫になります。
蓋と本体の間の縫い代を、出来上がり線の角まで切ります。
長い方の蓋を折り返し、中表に合わせたら、両脇を縫い合わせます。
短い方の蓋も 切った縫い代をよけて折り返し、中表に合わせて 脇を縫い合わせます。こちらも両側縫ってください。
本体を表に返します。
口の縫い代を画像のように折り、ミシンで縫っていきます。
角は布が薄く弱いので、返し縫いして補強します。
蓋の折り返し部分も、続けて縫います。
逆側の縫い代も、さきほどと同じように折り、返し縫いで補強しながら縫ったら
もう一方の蓋の折り返しも縫っていきます。
袋の形ができたので、入れたいものが入るか 試してみます。
仕切り3種類をポケットに入れ、折りたたんだコンテナを本体に入れました。
中身を入れた状態です。
蓋を 短い方→長い方 の順で折りたたんで使います。
2ヵ所にスナップを付けて(下図青丸)、口を止めることにします。
スナップを付けて完成です。
常にセットで使うものを、まとめて保管・持ち運びできるようになりました。
When going out for camping or flea markets, I sometimes use a combination of foldable containers and partition boards purchased at a 100-yen shop. To make it easier to store and carry the set, I created a simple storage bag.
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