星のカービィのキャラクター、メタナイト推しのこどものために、メタナイトソードを模したチャーム・キーホルダーを作りました。
本体は3Dプリンターで出力し、飾りのビーズはレジンを使って作成しています。
必要な色のビーズが無かったので、おゆまるで手持ちのビーズの型を取り、アクリル絵の具でレジンに色を付けて作成しました。
材料
3Dプリント部分
- STLデータ作成ソフト
- Gコード変換ソフト
- 3Dプリンター
- PLA樹脂(金)
- アクリサンデー接着剤
- クリップ
ビーズ作成部分
- おゆまる
- レジン
- アクリル絵の具
- ニッパー
- やすり
- ドリル
- アイピン(9ピン)
- 先の細いペンチ
- コーティング用ネイル
作り方
本体3Dプリント
まずは形を決めます。
細いと折れやすいので、オリジナルより、ずんぐりした形にしました。
この形を元にして、3Dデータを作っていきます。
あとで鏡面コピーするので、下絵を描くのは半分だけにします。
剣先に向かって厚くなるように傾斜をつけたいので、傾斜の平面を作るための図を描きます。
平面を作ります。
作った平面に、最初に描いた下絵を写します。
3点(下図赤丸)を通る平面を構築します。
作った平面に三角形を描き
パッチを当てます
平面を作り、三角形を描いてパッチを当てる作業をひたすら繰り返して、ここまで作りました。
開いている面が無くなったら、ソリッド化します。
鍔の中心部を押し出します。
鍔のサイドを押し出します。
鍔のサイドは、端に向かって細くなるよう、傾斜をつけました。
柄頭に付けるリングの下絵を描きます。
半円になるまで回転させます。
柄の下絵を描きます。
柄を押し出します。
柄と柄頭のリングの繋ぎ目を丸くします。
剣・鍔・柄を結合します。
鍔の周囲を丸めました。
左右対称になるように、コピー・結合します。
飾りを固定するピンを収めるための、穴の下絵を描きます。
穴になる部分を押し出し
角を丸めます。
本体から、穴になる部分を切り抜きました。
穴の周囲も丸めて、データの完成です。
3Dプリンターで使えるGコードデータに変換します。
3Dプリンターで出力します。
失敗した時のために、4個まとめて出力していますが、裏表として2個あれば足ります。
ビーズ作成
鍔に付いている宝玉?は、ビーズを使うことにします。
丁度よいサイズの赤いビーズが無かったので、アクリル絵の具とレジンで作ります。
おゆまるをお湯で温めて柔らかくし
作りたいサイズのビーズに押し当てます。だいたいビーズの半分くらいまで、めり込ませます。
しばらく放置して、おゆまるが冷えて固まったら、再びお湯で温めて柔らかくした別のおゆまるを
上から押し当てて、型を作ります。
上のおゆまるも冷えて固まったら、継ぎ目のところから割り開きます。
容器にアクリル絵の具を少し出し
レジンも適量出しておきます
アクリル絵の具とレジンをヘラなどで混ぜて色を作ります。
絵の具を入れすぎると固まりにくくなるので、「入れるのは少量」と心掛けます。
おゆまるで作った型にレジンを入れます。
盛り上がるほど多く入れると後で上下を合わせる時にピッタリ合わなくなるので、気持ち少なめくらいにします。
余ったレジンは後で使うので、なるべく光を当てないようにして、取っておきます。
UVを当てて硬化させます。
UVライトを持っていないので、太陽光に30分ほど当てました。
レジンが硬化したら、一度上下の型を合わせてピッタリはまる位置を確認し
さきほど余ったレジンを下の半球に少し乗せて
上の半球を確認した位置でピッタリ合わせます
再びUVを当てて硬化させます。
硬化を確認したら、おゆまるを外します。
型の隙間にしみ込んだレジンがバリになっているので、ニッパーでおおまかに切り取ります。
残ったバリをやすりで削ります。
ドリルで球に穴を開けると、ビーズになります。
おゆまるの型に乗せて作業すると、転がらないので穴を開けやすいです。
貫通したときに机にダメージが無いよう、下に木片を置いてドリルを使っています。
貫通させた穴にアイピン(9ピン)を通し
逆側のピンを曲げて固定したら
折り曲げる分を残して、ニッパーでピンを切断します
先の細いペンチでピンを折りたたみます。
3Dプリンターで出力した穴に入るように微調整します。
ビーズの両側に出たピンを処理したら、片側を持ちながら、コーティング用のネイルを塗ります。
ネイルを塗ることで、やすり跡が目立たず、ツヤが出ます。
コーティングが硬化したら、飾りの完成です。
パーツ組み合わせ
3Dプリンターで出力したソードの凹みに、飾りを入れます。
3Dプリンターで使ったPLA樹脂の接着には、アクリサンデー接着剤を使います。
片方に接着剤を付けたら
表と裏を合わせて固定しておきます。
クリップでおさえました。
固まったら完成です。
柄頭のリングに二重カンや紐を通して、バッグなどにつけられるようにしました。
I made a charm keychain modeled after Meta Knight’s sword for my child who is a big fan of the Kirby character Meta Knight. The main body was printed with a 3D printer and the decorative beads were made using resin.
Since I didn’t have the necessary colored beads, I used an “OYUMARU(The polymer clay that becomes soft and malleable when soaked in hot water, allowing it to be shaped and molded)” to mold the beads I had on hand and colored them with acrylic paint before making them with resin.
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