Tシャツをリサイズする(裾・袖丈編)

Tシャツの袖や裾が長すぎるとき、短くリサイズすることが可能です。大人用をこども用にリサイズできます。

ニットの裾は「カバーステッチ」という縫い方をするのですが、専用のミシンが必要なので、家庭で作業するにはハードルが高いと思います。
ここではロックミシンを使ったやり方を説明します。
ニット用の伸縮性のある糸を使えば、家庭用のミシンでもできるかと思います。上糸にレジロン・下糸にウーリーが定番のようです。

このページでは袖丈を詰めていますが、裾を詰めるのも同じ手順です。

脇を詰めて細身にする説明はこちらです。
https://www.kakko-kari.online/?p=2052

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材料

  • 丈を詰めたいTシャツ
  • 定規
  • チャコペン
  • はさみ
  • ロックミシン、糸
  • ミシン
  • ウーリー糸、レジロン糸

作り方

まずはTシャツを裏返します。

裏返し

出来上がりの長さ(下図青点線)+1.5cmのところ(下図赤線)がカットする線です。

カット線

カットしました。

カット後

切断した部分にロックミシンをかけ、端の始末をします。

ロック

端から1.5cmで折り返し、家庭用ミシンの直線縫いで縫い代を押さえます。
上糸にレジロン・下糸にウーリーを使っています。

直線縫い

ニットの上か下に破れやすい紙を置いて一緒に縫うと、伸びにくくなって縫いやすいです。
ここではトレーシングペーパーを使っています。
縫い終わったら一緒に縫った紙を破り取ってください。

薄い紙を置いてミシン

1周だけでも構いませんが、2周縫っておくと丈夫になりますし、一見既製品ぽく見えます。
私の場合、返しの部分だけニット用の三重の縫い目にして、直線のところは普通の縫い目で縫っています。
2周縫うとこのようになります。

二周縫い

Tシャツを表に返して完成です。
袖が短くなっています。

ビフォーアフター

If the sleeves or hem of a T-shirt are too long, it is possible to resize them to be shorter. You can resize an adult-sized shirt to fit a child.

A serger is used for this task.

In this page, I am shortening the sleeve length, but the same process applies to shortening the hem as well.

Here is the page for slimming down the sides by taking them in.
https://www.kakko-kari.online/?p=2052

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