大人用Tシャツをこども用作業着にする

塗料を使う系のイベントなどで、汚しても良いこども用の服が必要になりました。
普段着ている服の上から簡単に着られるように、使い古した大人用のTシャツに袖を足して袖口にゴムを入れ、子供用の作業着にしました。

ロックミシンを使っています。

材料

• 大人用Tシャツ 1枚
• こども用長袖Tシャツ（見本用）
• Tシャツ または ニット生地
• 紙（型紙用）
• 鉛筆
• はさみ
• チャコペン
• マチ針、手芸用クリップ
• 針、糸
• ロックミシン、糸
• 家庭用ミシン
• ウーリー＆レジロン糸
• 平ゴム
• 紐通し（ヘアピンでも可）

作り方

大人用のTシャツを広げます。

中心線を合わせて、見本となるこども用の長袖Tシャツを重ねます。

見本の長袖を一旦めくり、大人用Tシャツの袖口と袖山に紙の端を合わせます。

袖の下からスタートして型紙を描いていきます。
見本の長袖を戻して、袖の長さを決めます。
袖口はゴムで絞るので、こどもサイズに合わせて細くする必要はありません

このように描きました。

ゴムを通す折り返しとして、袖口に2cmほど足し、この状態で型紙を切り取ります。

型紙ができました。
袖山が「わ」になります。
袖口には縫い代不要で、その他は1cm程度の縫い代をとってください。

追加用の両袖の生地を裁断します。これも着古したTシャツから切り取りました。
裁断した生地の上下を端処理します。

中表に折ったら、端処理しながら、出来上がり線で縫い合わせます。
両袖とも、筒状にします。

ゴムを通す部分を作るため、袖口を 2cm幅程度で折り返します。

折った部分を一周縫い合わせます。
このとき、ゴムを通す隙間を 6～8mm程度は開けておいてください。

家庭用ミシンでニットを縫うときは、上糸にレジロン、下糸にウーリーを使います。

両袖とも袖口を縫いました。ニット用の三重縫いをしています。

裏返したTシャツの袖に、追加用の袖を被せ、マチ針などで固定したら一周縫い合わせます。
ここでは最初と最後だけ三重縫いし、中間はジグザグ縫いで済ませています。

両袖とも本体と縫い合わせたら、手首の周に合わせて２本の平ゴムを用意します。
普段使っている紐通しは長すぎるので、今回はヘアピンで代用しました。
途中で抜けないように糸で押えてあります。
ゴムの先端はクリップでおさえておきます。

先ほど縫い残しておいた袖口の隙間から、紐通しを入れてゴムを通していきます。

通し終えたら、平ゴムの両端を合わせて縫い、輪にします。

袖口をゴムで絞ることができました。このような状態になっています。

いくら汚れても構わないので、思い切りペイントを楽しんでもらいます。

I needed children’s clothing that could get dirty during events involving paint or similar materials. To make it easy to put on over their regular clothes, I took some old adult-sized t-shirts, added sleeves, and inserted elastic at the cuffs to create children’s work attire.

I am using a serger sewing machine.