水筒ホルダーを作る

平ゴムとアクリルテープで水筒ホルダーを作りました。
横方向のおさえに平ゴムを利用することで、水筒の太さが若干変わっても対応できます。

材料

• 2.5cm幅 平ゴム
• 2.5cm幅 アクリルテープ
• 2.5cm幅 リボン
• はさみ
• ライター
• 手芸用接着剤
• 手芸用クリップ
• ミシン、糸
• チャコペン
• ペン
• レザーはぎれや厚手のフェルト
• 菱目打ち、ハンマー、マット
• 手縫い針、糸

作り方

平ゴムを水筒に巻き、一周より少し短めにカットします。
同じ長さの平ゴムをもう１本、計２本用意しておきます。

アクリルテープを水筒の側面から底を通して反対側の側面に当て、ホルダーを作りたい高さでカットします。
両端を7mm程度折り返すので、その分も足してカットしてください。

ショルダーストラップは、水筒の底からスタートして肩を通り、また底に戻ります。
後で折りたたんで短くできるので、長めに作っておくと体格に応じて調節できるかと思います。

カットしておいた平ゴムの両端を合わせ、ジグザグ縫いで留めて輪にします。
２本とも輪にしておきます。

脇ひもを半分に折り、その間に平ゴムをひとつ、左右の長さが同じになるようにして挟みます。
平ゴムの継ぎ目は、脇ひもで隠れるように配置します。

この状態で、脇ひもと平ゴムを押えつつ、実際に水筒に当てて、ゴムを配置する高さを確認・調節します。

合わせた部分を四角く縫い合わせます。
ゴムの継ぎ目がある方は、継ぎ目を挟んで両側で四角く縫い合わせると外れにくくなるような気がします。

脇ひもの両端に手芸用接着剤を付け、折り返してクリップで押えておきます。

接着剤が乾いたら、もう一つの平ゴムを先端に合わせて配置します。
こちらも左右の長さが同じになるように、また、平ゴムの継ぎ目も、脇ひもで隠れるようにします。
合わせた部分を、先ほどと同様に四角く縫い合わせます。

脇ひもを半分に折り、底の中央になる位置に印を付けます。

付けた印に合わせてショルダーストラップの端を合わせ、ジグザグ縫いで縫い合わせます。
縫い目の調節が可能なら、なるべく細かい縫い目が良いでしょう。

もう一方のショルダーストラップの端を、平ゴムの輪の中を通して出します。

ねじれが無いように注意しながら再び平ゴムの輪の中に戻して、先ほどと逆側にジグザグ縫いで縫い合わせます。

ここで、紐が十字に固定されます。

縫い合わせた側の紐は外れやすいため、紐と同程度の幅のリボンなどを用意し、縫い合わせることで補強します。
リボンを当てて大体の長さを確認したら、両端の折り返し分も考えつつ、ハサミで切断します。
両端を折り返したリボンを紐に当て、縫い合わせておきます。

後で底にパーツを追加するのでリボンは内側だけにしてありますが、底パーツが不要という場合は、外側もリボンで補強しておくと良いと思います。

水筒をセットしてみて、肩ひもと平ゴムが合わさる場所に手芸用接着剤を塗り、クリップで押えます。

乾いたら、四角く縫い合わせておきます。

肩ひもはZ字になるように折りたたんで、縫い押えておくことで、長さを調節できます。

いくつかZ折りしておくと、伸ばしたいときに折り目を１個ずつ解放して、段階的に伸ばしていけます。

底パーツの型紙を作ります。
水筒を紙に置き、ペンで底の周囲をなぞります。

紐の幅で、円の中心を通る十字を作ります（下図左）。
次に、隣り合った角同士を繋ぐ直線を描きます（下図右）。
この型紙に合わせて、レザーのハギレをカットしました。
レザー以外では、厚手のフェルトなどでも良いかと思います。

レザーには、紐と重なる部分の端に、菱目打ちで穴を開けておきました。

水筒ホルダーの底に底パーツを当て、紐と底パーツを縫い合わせておきます。

このように水筒を差し込んで使います。

完成しました。

I made a water bottle holder using flat elastic and acrylic tape.
By using the flat elastic for lateral restraint, it can accommodate slight variations in the thickness of the water bottle.