くつしたに穴が開きましたが、穴をふさげばまだ履ける状態でしたので、「ダーニング」という方法で補修しました。
ダーニングマッシュルームという専門の道具は持っていないので、電球で代用しております。
材料
- くつした
- (必要に応じて)接着芯、アイロン、あて布
- 刺繍糸、刺しゅう針
- はさみ
- ダーニングマッシュルーム(もしくは代用品)
- ヘアゴム
作り方
穴あき靴下です。
穴の周囲も薄くなっていたので、そこまで含めたサイズで接着芯を準備します。
接着芯を穴に当て、あて布をしてアイロンをかけ、接着します。
刺しゅう糸を用意します。
今回の穴を塞ぐのに、長さ 約80cm にして使いました。穴のサイズによって適宜変更してください。
刺しゅう糸は、細い糸が6本撚り合わされて出来ています。
これを3本ずつ、2つに分けます。
撚ってある方向と逆にねじりながら分けると、スルっと分かれます。
分けた糸を刺しゅう針に通して、繕いたい部分の周囲を並縫いします。
糸の先端は、最後に始末をするので、7~10cm程度 余らせておきます。
補修は表から行うので、針と糸を表に出します。
靴下自体も表に返したら、中にダーニングマッシュルームを入れます。
ここでは電球で代用しています。
電球を入れたら、余分な部分をヘアゴムでまとめておきます。
繕う部分の端から縦糸を作ります。
周囲を囲んだ縫い目の端に糸を出し、外側から一目すくったら逆の縫い目外側を一目すくう、という手順を繰り返して、繕う範囲全体を縦糸で覆います。
わずかな隙間があっても、横糸を入れることで隠れるので気にしません。
このようになりました。
次に、横糸を通します。
縦糸の 上下上下 となるように通していき、端まで行ったら一目すくって、上下が交互になるように糸を通します。
途中経過の画像です。
こうして全体に横糸を通したら、中に入れた電球を取り出して、針と糸を裏側へ出し、靴下も裏返します。
余った糸を裏の縫い目に絡めてから、表に縫い目が出ないように薄く布をすくって2~3目縫います。
糸を切ったら終了です。
結び目を作る必要はありません。
余った糸を全て処理したら、表に返して完成です。
穴を塞ぐことができました。
There was a hole in my sock, but since it was still wearable after mending, I repaired it using a method called “darning.”
I don’t have a specialized tool called a darning mushroom, so I’m using a lightbulb as a substitute.
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