こどもから「ウエスト部分がストレッチレースになっているショーツが欲しい」とリクエストされたのですが、こどもサイズではそういうデザインのショーツを探すことができませんでした。
作ったほうが早いと思い、ロックミシンを使って市販のショーツを改造しました。
材料
- ショーツ
- ストレッチレース
- メジャー
- はさみ
- リッパー
- ロックミシン、糸
- マチ針
- 家庭用ミシン
- ウーリー糸、レジロン糸
作り方
腹囲を測っておき、その長さから1割ほど減らした長さで、5cm幅程度のストレッチレースをカットします。

カットしたストレッチレースを中表にして半分に折り、端同士をロックミシンで縫い合わせます。
この時、往復でロックをかけ、糸の余りが片側だけに出るようにしました。

ロックを二重にして丈夫にするためと、後で糸の余った側とショーツとを縫い合わせることで糸の端を縫い押さえるためです。

ショーツのウエストゴム部分を切り取ります。
リッパーで解いても良いのですが、あまりに手間がかかるので、潔く切り落としています。
ストレッチレースを縫い付ける切り口近くにリボンなどの飾りがついていたら、外しておきます。

ストレッチレースのロックミシンの縫い目を後ろ中心とし、左右の端にマチ針を打ちます。
前中心にもマチ針を打ちます。
必要に応じてショーツの方にも、同様にマチ針を打っておきます。

ショーツを前後の中心を揃えて平置きし、左右の位置を合わせ、ストレッチレースを外側・ショーツを内側とし、7~8mm重ねてマチ針で止めます。
前後の中心も、ストレッチレースとショーツとで合わせて、マチ針を打っておきます。
必要に応じて、マチ針の間に更にマチ針を打ってください。

レースの向こう側が透けて見えるので、ショーツとの重なりを確認しながらミシンで縫い合わせます。

この時、上糸にレジロン、下糸にウーリーを使い、ジグザグ縫いにすることで、生地やレースの伸びに対応できるようにします。

ショーツの切り口よりレースのほうが短いと思うので、レースを引っ張って伸ばし、ショーツの切り口の長さに合わせながら、一周縫い合わせてください。

ウエストを伸ばしても、ちゃんと伸縮に対応可能です。

ちょうど良いサイズでウエストストレッチレースのショーツになりました。

My child asked for underwear with a stretch lace waistband, but I couldn’t find that kind of design in kids’sizes.
I figured it would be faster to make it myself, so I modified a pair of store-bought shorts using an overlock sewing machine.
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