カットソーにカップを付ける

「ブラトップって便利だけど、気に入ったデザインが無い」という場合など、市販のTシャツやカットソーにカップを付けることができます。
夏場、カットソー1枚で涼しく過ごせます。
カップ部分を外せば元のカットソーに簡単に戻せますので、リユースに回したいときにも安心です。

前身頃にカップを付けるだけの加工です。全体をホールドするわけではないので、かなりユルいウェアになります。

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材料

  • Tシャツ・カットソー
  • 型紙用の紙、鉛筆
  • ニット生地
  • ウーリースピンテープ
  • ロックミシン
  • ミシン
  • レジロン糸
  • ウーリー糸

作り方

まずは加工したいカットソーを身に着け、アンダーバストのラインを確認したら、安全ピンを留めます。
安全ピンを留めた場所が、カップホルダーの下のラインになります。

アンダーバスト位置

カットソーを縦半分に折り

カットソー半分折り

紙をあてて、カップホルダーの形を書き込みます。

紙を当て型紙を作る

書き込んだラインに沿って紙を切り取ります。中心は輪になります。
カップを入れる口の部分にラインを引いておきます。

型紙切り

入れる予定のカップを当てながら、アンダーのラインを引いていきます。

カップ下の線を引く

両脇に動いていかないように、サイドを縫う線も引きます。

カップ脇の線を引く

型紙ができました。

型紙完成

ニットに型紙を下図のように置きながら、カップホルダー部分の布を裁断します。

型紙の配置

このような形になります。縫い代は要りません。

裁断した生地

最初にカップを入れる口部分の端を始末しておきます。ロックミシンをかけるだけです。

端処理する場所

カップを入れる口になる側の布を折り上げ、布の端を始末します。
この時 伸びやすい部分には、ウーリースピンテープを縫いこむと良いでしょう。気にならなければ 無くても構いません。今回は一度に処理してしまいたかったので、肩の部分にもウーリースピンテープを縫いこんでいます。

折り上げて端処理

カップのアンダーラインに沿って型紙を切ります。
他にもカップホルダーを作るときに使いまわせるように、今回は型紙をカッターで切り抜いています。

型紙をカップ下ラインで切る

カップホルダーの布に型紙を当て、アンダーラインを引いていきます。見切れていてごめんなさい。

生地にラインを引く

サイドのラインも書き込んだら、そのライン上を縫っていきます。

カップホルダーを縫う

カットソーを裏返し、カップホルダーを置きます。
下図赤丸部分の縫い代に、カップホルダーを縫い付けます。

カットソーにカップホルダーを付ける場所

縫い代にカップホルダーを仮止めし、カットソーとカップホルダーを縫い合わせます。
外から見えない部分ですので、外すときに見やすいような色の糸を使っています。

クリップ留め状態

カップを入れます。

カップを入れる

カットソーを表に返し、完成です。

ブラカップ完成

You can add cups to ready-made T-shirts and cut-and-sew shirts.
In the summer, you can stay cool with just one cut-and-sew shirt.
If you remove the cup portion, you can easily return the shirt to its original state.

This is a modification where cups are only attached to the front of the shirt. Since it doesn’t hold everything in place, the fit will be quite loose.

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