光るバッジを作る

電熱ヒーター入りベストを着ていたところ、電源スイッチのボタンが光るのを見て、こどもが羨ましがりました。

自分の服にも光るボタンが欲しい

と言うので、どの服にも付け替えができるように光るバッジを作りました。

スポンサーリンク

材料

  • 100均一の光るおもちゃ
  • 精密ドライバー
  • 半田ごて
  • ニッパー・はさみ
  • プラバン
  • ペンなど絵を描く道具
  • オーブントースター
  • アルミホイル
  • 軍手
  • フェルト
  • 安全ピン
  • 3Vコイン電池
  • ビニールテープ
  • 針・糸
  • 緩衝材シート(レジ袋で代用可)

作り方

電子部品はバラバラに購入しても良いのですが、近くに取り扱いのお店が無いので、100均のオモチャから部品を調達します。
23種類、購入してみました。片方は、スイッチを押すと音とともに光が点滅して自動的に消えるタイプ。もう片方は、ボタンを押すたびに光り方が変わり、4回目のプッシュで消灯するタイプです。

100均おもちゃ

消灯を忘れて電池を激しく消耗する未来が見えるので、今回は勝手に消える方を使うことにします。
通学時、事故防止のために光らせておきたい場合などは、手動で電源を切るタイプが良いでしょう。必要になったら組み換えできるのも、手作りの良さです。

裏面にあるネジを外し、本体を分解します。

おもちゃ分解

スイッチ・LED・基板などのパーツを外します。2種とも分解したので2組写真にありますが、今回は赤丸側を使います。

使うパーツ

音は鳴らなくて良いので、スピーカーを外します。
基板のはんだを半田ごてで溶かして外しますが、半田ごてが無ければはさみなどで線を切断しても構いません。

半田作業

電池ケースにセットされていた金属板やスプリングも、必要ないので外してしまいます。

不要なぱーつ除去

次に、透明なプラ板に好きな絵を描きます。

プラバン

ズレ防止のための穴を開ける場所に印をつけておきます。3か所穴を開けることにしました。

穴あけ場所

穴あけパンチで印の場所に穴を開けます。

穴あけパンチ

オーブントースターにクシャクシャにしたアルミホイルを敷き、その上にプラ板を乗せて、説明書きにある通りの温度と時間で焼きます。

オーブントースター

焼き上がるまでにガチャガチャのカプセルを用意しておきます。
プラ板が焼き上がったら上下をアルミホイルで包み、熱いうちにガチャガチャのカプセルに被せて湾曲させます。火傷しないよう、軍手を使います。

ガチャカプセル

プラ板が固まったら、ガチャガチャのカプセルとアルミホイルを外します。
アルミホイルのシワがプラ板に写ってしまいましたが、凸凹ガラスのようで味があるので気にしません。
ツルツルの表面に拘りたい場合は、クシャクシャのアルミホイルを使わないとか、レジンで表面をコーティングするなどしましょう。

湾曲したプラバン

はがきサイズの横幅いっぱい使って、直径10cmで作成したところ、こんなサイズに出来ました。

サイズ測定

続いて裏板を作ります。1か所穴が開いているのは、スイッチを通す穴です。裏板は、白いプラ板にしました。透明のものより収縮率が高いです。
焼く前のサイズを同じ直径10cmにして作ったら、焼き上がりが丁度よいサイズになりました。

裏板用プラバン

表面を湾曲させ、裏面と合わせた時の隙間にLEDや電池を入れこむ作りです。
透明な表側を曲げた分、裏板は小さめになります。

配置図

電池は3Vのボタン電池を使います。
電池ケースを用意するのが面倒なので、テープで直接ケーブルを貼りつけます。
ケーブルから出ている銅線が、電池の裏と表に当たるようにテープで固定します。

電池

LEDは+と-を間違うと光りません。固定する前にスイッチを押して、光るかどうか確認しましょう。

動作テスト

裏板に開けておいた穴にスイッチを通し、裏からテープで固定します。

パーツを貼る

LEDや基板・電池も適宜テープで固定します。ショートしないよう、それぞれの金属部分は完全にテープで塞ぐと良いでしょう。
パーツの位置を確認しつつ固定が終わりました。

貼った状態

型紙を作り、フェルトを裁断します。
・外側の円が直径5cm
・内側の円が直径3.5cm
としました。
表側は、プラ板を見せるための穴を作ります。裏側には穴がありません。その他、安全ピンを固定するための帯の分も、フェルトを裁断します。

型紙とフェルト

表側の内側の円と帯の両側をミシンで縫っておくと、伸びにくく丈夫になります。

ミシンで縫う場所

裏面のフェルトに安全ピンを置いたら、中に帯を通し、上下を縫って安全ピンを固定しておきます。

安全ピン留め

表板に合わせて緩衝シートを切り取ります。
透明な部分から中身が丸見えになるのを防ぐためと、LEDの光を拡散させるために使います。レジ袋を切り取って使っても良いでしょう。

緩衝シート裁断

表板の後ろに緩衝シートを当て

緩衝シート配置

手前にフェルトを配置したら

フェルト配置

固定用に開けておいたプラ板の穴を使って針と糸で3種類の材料を縫い付け、固定します。

縫い合わせる

穴を開けておいた3か所とも縫い付けてください。

縫い合わせ後の写真

表と裏の材料を重ねて、下半分だけ縫い合わせます。

下半分縫い

開いている上半分から中身のパーツを入れ

中身を入れる

残った上半分を縫い合わせます。
電池が切れたら、上半分だけほどいて電池交換できます。

上半分縫い

光るバッジの完成です。
裏面のスイッチはフェルト越しに押します。

光るバッジ完成

My child wanted buttons that light up on their clothes, so I made a glowing badge that can be attached to any garment.

コメント

タイトルとURLをコピーしました