マチ付き丸型ポーチを作る

ビデオ通話などする際に、ハンズフリーで通話できると便利かと思い、スピーカーフォン「CMS-101-B」を購入しました。
持ち歩きの時の袋が欲しかったので、キルティングで ピッタリサイズの袋を作成しました。

型紙を公開しています。
https://kakko-kari.booth.pm/items/4731908

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材料

  • キルティング生地
  • バイアステープ
  • ファスナー
  • 持ち手用テープ
  • ミシン、糸
  • (あれば)ロックミシン

作り方

公式の仕様によると、この製品のサイズは 径 約 10.8cm、高さ 約 3.4cm とのことです。

スポーカーサイズ

製品自体が丸みを帯びているため、仕様の数値にさほど余裕をプラスしなくても隙間がありそうだと思ったので、直径 11cm 高さ 3.5cm で作成を決めました。

隙間ありの図

円周となるマチ部分の長さは、本体の半径 5.5cm から計算しておよそ 34.6cm です。

円周計算

材料をカットします。
・本体 2枚
・ポケット布 1枚
・ポケット口用バイアステープ
・ファスナー
・ファスナー脇の布
・マチ布
・持ち手用テープ
です。

マチに付けるファスナーが およそ 21cm だったので、ファスナーなし部分の長さは、円周 34.6cm からの残りで 13.6cm となります。

材料一覧とマチ長さ

布の周囲をほつれ止めしておきます。

ほつれ止め位置

裏面に、出来上がり線と合印を描いておきます。

出来上がり線と合印

ポケット布の口部分には、バイアステープを縫いつけました。
キルティングを三つ折りすると厚くなりすぎるのでバイアステープにしましたが、ポケット布を薄い生地にすれば、三つ折りで処理しても良いです。

ポケット口にバイアステープ

ファスナーとファスナー脇の布を、中表にして重ね合わせます。ファスナーの上止めと下止めが、出来上がり線の内側に入るようにしましょう。
出来上がり線で縫い合わせます。

ファスナー脇を縫う

ファスナー脇の布を折り返し、押え縫いしておきます。

ファスナー脇押さえ縫い

ファスナー脇の布に、持ち手を付けます。
テープの両端を折り返し、布の中心を合わせて配置をしたら

持ち手を配置

テープの端を両側から同じだけ内側に動かして隙間を作るようにします。
持ち手には指を入れる隙間が必要であるためと、マチを円形に曲げた時に外側にあるテープが引っ張られないようにするためです。
実際に湾曲させて様子を見てみてください。

隙間を作って位置決定

場所が決まったら、テープを縫いつけます。

持ち手縫い合わせ

ファスナーの両端とマチ布の両端を、中表に合わせたらそれぞれ縫い合わせます。

マチ布縫い合わせ

縫い合わせた部分の縫い代をファスナーの付いていない側に倒して、押え縫いしておきます。

マチ布押さえ縫い

これで出来た輪っかと、底になる布を中表に合わせます。
まず合印を合わせて留めてから、その間を留めていくとズレません。
留めたら1周縫い合わせます。

底縫い合わせ

蓋になる布の内側にポケットを乗せ、縫い代部分で縫い合わせておきます。

フタ裏ポット縫い合わせ

次にファスナーを開け

ファスナー開け

先ほどと同じように中表に合わせ、合印を合わせて留めてからその間を留め、1周縫い合わせます。

フタ縫い合わせ

開けておいたファスナーから表に返します。

表に返す

完成しました。スピーカーフォンが収まります。
蓋のポケットには、必要に応じてケーブルなどを収納する予定です。

丸型ポーチ完成

I purchased a speakerphone “CMS-101-B” because I thought it would be convenient to be able to make hands-free calls when doing video calls, etc. I also created a perfectly sized bag made of quilting when I wanted a bag to carry it around.

I offer the pattern for free.
https://kakko-kari.booth.pm/items/4731908

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